部門紹介

看護部

特色

患者さまの一番身近な存在として、患者さまの自立を支援し、退院後も安心して地域で生活していただけるような看護を提供できるよう、心がけています。

各病棟・外来

一般病棟30床

様々な段階、疾患の患者さんが入院しています。入院時より退院後の受け入れや生活の場をご家族と共に考え、退院に向けご家族を含めてのサポートを行っています。

障害者施設病棟51床

重度の障害をお持ちの方や神経難病の方を対象に、ADL(日常生活動作)の維持とQOL(生活の質)の向上を目標としている病棟です。長期の治療や入院生活に必要なケアをリハビリスタッフ、ソーシャル・ワーカー等と看護師が連携をとりあって、医療に取り組んでおります。

医療療養型病棟52床

継続的な医療提供の必要度が高く、ご自宅での療養には不安が残る患者様に安心して療養していただける入院環境を備えた病棟です。
療養または後遺症を克服するリハビリテーションを行い、在宅での生活が可能になるよう生活機能全般を取り戻す訓練に取り組んでいます。

  • 看護部
  • 外科の特色
  • 外科の特色

リハビリテーション科

特色

リハビリテーション室には認定基準を満たした訓練室があり、最新の各種運動器具・理学療法器具・水治療装置等々を備えております。

リハビリテーション室

主な対象疾患、取り組み

脳血管疾患

病気に伴って起こる麻酔などの運動障害、しびれや痛みなどの感覚障害、高次脳機能障害など様々な症状に対して回復を援助し、生活能力を向上させるリハビリテーションを行います。

運動器疾患

関節の可動域改善や筋力増強練習、歩行練習や日常生活動作の練習を行います。

呼吸器疾患

筋力の向上や呼吸法の伝達、日常生活動作指導等を行います。

放射線部門

特色

近年の画像機器の進歩は目覚しいものがあり、微細な病変の描出・評価が以前にも増して求められるようになり、それによる医療被ばくの増加も懸念されるようになっています。当院でも新しい機器やシステムを導入し、医療の高度化を目指しています。
手術室や動けない患者様にはポータブルの撮影装置で迅速な診断体制を備えております。

放射線部門

主な設備、取り組み

MRI・CTをつかった断層撮影

全身CTでは単純撮影のほか造影撮影や3D診断にも役立っております。MRIは人体に無害な電波をつかって体の部位の撮影をおこなうため、患者様の負担が少なく安全です。必要に応じて専門医の読影を依頼することもあります。

一般レントゲン撮影

胃透視診断

注腸による大腸造影検査

血管連続撮影装置

骨密度精密検査装置

CT検査

CT検査とは、被写体の周囲からX線を照射して身体の断面を撮影する検査であり、人体の内部を画像として観察することができ、診断に有用な多くの情報を得ることができます。さらに造影剤を使用することにより、血管や心臓、各臓器の情報も含めたより詳しい検査を行うことが出来ます。

検査時間は、造影剤を使用しない場合は5分、造影剤を使用する場合は15分程度です。当院では80列高機能ヘリカルスキャンCT(東芝社製 Aquilion PRIME)を導入しており、検査時間の短縮やX線被ばく量の低減(同社従来比最大約75%)による患者さんの負担軽減を図っています。

また、冠動脈CT検査も実施しており、狭心症や心筋梗塞の診断も短時間で行えます。冠動脈CT検査は、主に狭心症が疑われる患者さんの心臓の冠動脈に動脈硬化があるかを調べるのに適しています。
当院では80列CTを用いており、造影剤使用量やX線被ばく量は標準的な64列CTと比較して約30%減少しています。検査時間は20分程度です。解析に1時間ほどかかるため結果の説明は後日となりますが、緊急を要する結果の場合は電話で連絡を行います。

CT検査 CT検査

MRI検査

MRI検査とは、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気と電波を使って体の臓器や血管を撮影する検査です。そのため、レントゲンやCTと比較してMRIは放射線による被ばくがなく、安心して検査を受けることができます。 しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があります(金属や一部のペースメーカ植込みの方は検査不可)。

MRIはX線を使うCTと違って骨や空気による画像への悪影響が全く無いため、例えば頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの診断に適しています。
また、造影剤を使わずに、あるいは最小限の造影剤量で大きな血管に関する情報が得られます。検査時間は20~30分程度です。結果は当日担当医から説明を受けることができますが、専門性が高い場合は放射線専門医による遠隔画像診断を受け、後日説明を行います。

MRI検査

骨密度検査

骨粗鬆症は、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。最初は、自覚症状はありませんが、腰や背中に痛みが生じて医師の診察を受けてからみつかります。ひどくなると骨折を起こし、寝たきりの原因となる場合もあり、生活習慣病の1つと考えられています。日ごろから予防を心がけることが大切です。

骨量の減少は、おもに骨の中のカルシウムの減少でもたらされるものです。 寝たきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が老衰、第3位が骨粗鬆症による骨折であることから、高齢社会が抱える問題の1つとなっています。

骨粗鬆症は骨の量を測ることが検査の中心です。骨密度測定ともいわれます。 骨粗鬆症のガイドラインでは、骨密度は腰椎および大腿骨近部位の2部位のDXA(二重エネルギーX線吸収法)測定が推奨されています。
当院ではこの測定機器を用いた検査を行っており、検査時には仰向けに寝ていただき10分ほどで終了します。検査結果は検査後直ちに発行されるため、当日担当医から説明が可能となっています。

骨密度検査 骨密度検査

薬剤部

特色

病院内で使用される医薬品(内服薬・外用薬・注射薬)など管理供給を行っています。服薬中の薬や注射などについて、どのような薬か説明し管理記録を行っています。

薬剤部

栄養管理部

特色

食事は大切な治療の一環であり、透析食や糖尿病食、心臓病食など、様々な疾病に応じた治療食の提供をしています。同時に食事は栄養補給や入院患者さまの唯一の楽しみといった側面ももっており、患者さまにしっかりと食べていただけるよう、味付けはもちろんのこと、嗜好に配慮した食事や行事食の提供もしています。また、当院では嚥下機能に配慮した食事に力を入れており、安全に食べていただけるよう心がけています。栄養管理では、医師・看護師など他職種と連携を取りながら、少しの変化に気づけるよう、日々定期的に評価をしています。栄養指導では、ここに応じたオンリーワンの指導を心がけており、退院後無理のない食生活が送っていただけるよう、配慮してます。

栄養管理部

地域連携部

特色

地域の支援関係者(ケアマネージャー、障害者支援センター、往診医、訪問看護師など)と綿密に連携を図り、一人一人の生活に合わせた在宅サービスを整えます。医療費のこと、受診のこと、在宅相談など、お悩みごとがありましたら気軽に御相談下さい。